@キックペダルを外す 大抵のスクーターはキックペダルが10ミリのボルトで止まって います。このボルトを外してクラッチペダルを引き抜きます。 (結構硬いかも) |
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Aクランクケースカバーを外す 銀色のアルミ製のカバーを外します。+ネジのボルトで止まって います。ただ、このネジがめちゃくちゃ硬いです。最初は簡単 には外れてくれません。一番太いドライバーで一気にグッと 力を入れてナメないように外しましょう。外すときにガスケット を破らないように注意してくださいね。 |
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Bドライブフェイスを外す 次にドライブフェイスを外します。ここでは特殊工具が必要です。 普通はプーリーホルダー(車のオイルフィルターレンチの様な もの)をドライブフェイスにかけ、17のメガネを使って外し ます。が、YAMAHA車の場合キタコから出ている右図の様な ホルダーを使うと楽に外せます。但しこの場合17のメガネ では外せません(届かない)のでディープソケットが必要に なります。(右図)このナットもかなり硬いはずですので、 ナメないように注意しましょう。このナットを外せばドライブ フェイス(YAMAHAでは正式にはプライマリーフィクスドシープ と呼んでいます)が外れます。 |
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CVベルトを外す ドライブフェイスが外れれば、Vベルトは手で外せます。無理な力 を加えずに外しましょう。外れにくかったらセカンダリーシープ 側でクラッチセンタースプリングを手で縮めれば外しやすくなり ます。その時、(駆動系を扱うとき全般で共通していますが) グリスなどの油脂分を決して付けないようにしましょう。滑りの 原因になります。もし付けてしまったらパーツクリーナー (無ければガソリンでも可・火気注意)で綺麗に除去しましょう。 |
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Dプーリーを外す Vベルトが外れれば、プーリー及びプーリーボス(カラー)は手で 引き抜く事が出来ます。プーリーボスに付属してる薄いワッシャー を無くさない様に外しましょう。油脂分に気を付けて。 |
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Eウェイトローラーを交換する ウェイトローラーはポッシュやデイトナ等、各メーカーから色んな 重さが出ています。YAMAHAやHONDA等バイクメーカーごとに サイズが違いますので注意しましょう。ウェイトローラーは 消耗品です。使っているうちにどんどん減っていきます。交換 するときは6個全部交換しましょう。バランスが崩れて最悪の 場合クランクシャフトに深刻なダメージを喰らう恐れがあります。 また、セッティングによっては7g×3個+6.5g×3個という ように3こずつ重さを変える場合がありますが、その時は互い違い に入れるのを忘れずに。(やはりバランスの問題です)入れる前に 専用グリスをごく薄く塗りましょう。耐久性が違います。 |
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